「建設的野党」としての
第二の仕事は、政治の歪 みを大本からただし、 「国民が主人公」の 新しい日本をめざす 仕事であります。 一つは、「財界中心」の 政治から抜け出せるかと いう問題です。 公示前日の党首討論会で 私は、民主党・鳩山代表 に『財界主導』の政治と 決別する意思を ただしました。 鳩山代表からは、 定かな答えが返って きませんでした。
一方では、財界との矛盾
も生まれています。 労働者派遣法の改正は、 財界からすでに強い 抵抗がおこっています。 温室効果ガスの 中期削減目標で、 25%減(1990年比)」を 目標とすると 「マニフェスト」に 明記しました。 9月7日、鳩山代表は、 この公約にもとづいて、 国連気候変動サミットで 世界に宣言する考えを 表明しました。 私は、この表明を 歓迎するものです。
新政権には、一つひとつ
■アメリカとの関係の問題をつうじて、 「財界主導」から 抜け出せるのか、 その根本的な立場が 試されることに なるでしょう。 私たちは、異常な財界 ・大企業中心の政治を 転換して、国民の暮し と権利を守る 「ルールある経済社会」 を築くという党綱領の 立場にたち、国民の利益 に立った抜本的な 対案を掲げ、国民と共に 実現するために奮闘する 決意をのべるものです。 ◆党創立87周年記念講演 |