民主党中心の政権もとで
「建設的野党」として 日本の政治を前に進める ために奮闘します。 民主党が「自公政権を 終わらせよう」といって 政権を獲得したため、 民主党の政策・路線には ある過渡的な性格が 生まれました。 民主党の政策・路線には 「財界中心」、 「軍事同盟中心」という 自民党政治の 「二つの政治悪」から 抜け出す立場はいまの所 見られませんし、 国民の利益に反する点も 少なくありませんが、 部分的には国民の要求を 反映した政策も 打ち出しています。
大局的・歴史的にみれば
自民党政治の衰退と崩壊 のもとで、国民の世論と 運動、日本共産党の たたかいがつくり出した 日本の政治の新しい 一局面です。 この局面を前にすすめる 最大のカギは、国民の 世論と運動、日本共産党 のたたかいです。 歴史を促進する立場を 端的に示すものとして、 「建設的野党」と いう立場を鮮明に したものです。 「建設的野党」として 二つの仕事に取組む事を お約束するものです。 第一は、「良い事には 協力する、悪い事には きっぱり反対する、 問題点をただす」という 仕事を果たす事です。
日本共産党が力を入れて
きた課題があります。 労働者派遣法の抜本改正 後期高齢者医療制度の 撤廃、障害者自立支援法 の「応益負担」の廃止、 生活保護の母子加算復活 高校授業料の無償化、 時給1000円以上への 最低賃金の引上げ などであります。
日米FTA（自由貿易協定）
■問題点を糾すの交渉促進、衆院比例定 数削減、消費税増税、 憲法9条改定など批判し、 暮らし・民主主義 ・平和を脅かす動きが 具体化された際には、 それを阻む「防波堤｣と して奮闘する事を､ 約束してまいりました。 今列挙したような有害な 諸問題は、そのどれもが 国民の要求によって盛込 まれたものではなくて、 財界主導で持込まれた ものだという事です。 これらの企てを打破る には、本腰を入れた 国民的闘争が必要と なるという事を、 私は訴えます。 |