財界の手の平に乗らない

三つ目の段階が今回の
2009年の総選挙です。

自公政権が進めた
「構造改革」路線に
よって、貧困と格差が
社会を覆い、自民党政治
の衰退と没落が急速に
進み、自民党は、
国民から見放され、
崩壊の道を辿りました。

民主党も、「対決型」の
選挙への転換し、
「マニフェスト」に
「国民を苦しめている
古い仕組みを
終わらせよう」というと
掲げました。

その政策には従来の
「悪政の競い合い」の
側面とともに、
国民の要求を部分的に
反映した側面も
生まれました。

財界主導で始められた
「二大政党」づくりの
動きのなかで、
財界の手の平に
乗りきらない部分も
生まれてたのです。

自民崩壊・共産党元気

財界の狙いとは異なる
事態が起こりました。

第一に、
「二大政党」の悪政の
競い合いによって、
自民党政治の延命を
はかろうとした
自民党政治は崩壊過程に

第二に、
日本の政界から締出そう
とした日本共産党は、
500万票に迫りました。

日本共産党は、
地歩を維持し、元気です。

支配勢力が、
つぶすつもりだった
日本共産党は
元気いっぱいで、
延命させるつもりだった
自民党政治の
崩壊が始まった。

今選挙の歴史的意味

国民の批判の矛先は
横暴勝手をつくした財界
そのものにも向けられて
いるではありませんか。

何とも皮肉な展開では
ありませんか。
何とも痛快な展開では
ありませんか。

「こうした状況を
つくり出したのは、
国民と連帯した
日本共産党の不屈の
たたかいです。

今回の選挙でのわが党の
善戦・健闘が、どんなに
大きな歴史的意味を
もつかを、私は重ねて
強調したい」

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