<材料>
小麦粉 125g
バター 125g
塩   3g
水   250cc
全卵  4個


<下準備>
卵は配合量より多めに用意し、使用量の8割位をボールに割っておきます。生地の硬さは、卵で調整しますので、場合によっては卵を規定以上加えることもあり、少なくすることもあります。

鉄板に薄く油を塗り、布で良く拭き取ります。

小麦粉をふるっておきます。

オーブンを高温(200℃前後)に温めておきます。


<作り方>
厚めの手鍋にバターと塩を溶かした水を入れて火にかけ、沸騰するまで煮立てます。

バターが完全に溶けたら火を弱め、手早く小麦粉を加え、焦げつかないよう木杓子で力強くこねます。
 ※慣れないうちは小麦粉のダマが出来たり、焦げついたりしがちですから、鍋を一度火から下ろした方がよいでしょう。


  の小麦粉・水・バターが良く混ざったら火に戻し、木杓子の力を弱めてさらに練り合わせます。表面の水気がなくなり、なめらかなのり状になったら、木杓子につけてたらすと繋がる状態にになるまで数分間練り、火から下ろします。

火から下ろしたら、直ちに卵を3〜4回に分けて加えます。
 ※卵を加えたら、木杓子で切り込むようにして混ぜます。卵を加える回数はあまり多くすると生地が冷めてしまいます。また、一度に多く加えると卵が滑って、なかなか生地に混ざりません。

木杓子を持ち上げて、とろっとたれる状態になったら、冷めないうちに絞り袋に詰めます。
 ※生地を冷ましてしまってはいけません。縛りにくいですし、焼き上がりがのび、皮も固くなります。

鉄板に一定の間隔を置いて、径4.5cmくらいに絞ります。
 ※なめらかなこんもりした表面になるよう、手早く絞ります。残りの生地は濡れ布巾をかぶせ、湯煎して冷めないようにしておき、焼く直前に鉄板に絞ります。絞りだめをして表面を乾かしてしまってはいけません。

絞ったシューの表面に霧を吹いて、温めておいた200℃〜220℃のオーブンに入れます。
 ※最初は上火より下火を強くします。これは上火でふくらみを押さえてしまわないためです。表面に亀裂が入ったら、下火を弱くし上火を強くします。オーブンの戸を開けると中の温度が下がってシューに影響しますから、あまり早く開けないようにします。そして、シューの側面、割れ目にまで焼き色が付いているのを確かめて、オーブンから出します。そうしないと冷めたときにぐにゃっとしぼんでしまいます。

あら熱がとれたら、ナイフで2/3のところまで切り開きます。
 ※冷めてしまうと生地が柔らかくなり、切れ目を入れにくくなります。

シューの皮は、紙を敷いた箱に入れて、なるべく空気に触れないようにしておき、供するときに、好みのクリームをスプーンで詰めます。