小奴可の要害桜(県指定 天然記念物)
本樹の樹種は,エドヒガンで,ウバヒガンまたはアズマヒガンとも呼ばれ,本州・四国・九州・朝鮮半島南部および中国中部に分布する。本樹は樹高約17mで,サクラとして県内有数の巨樹である。付近に海抜563mの山城跡(亀山城跡)があり,西側の麓が居館跡と伝えられ,その一角に本樹があるところから,地元の人々に「要害桜」の名で呼ばれている。