その理由として、 ◆平成22年度の診療報酬改定で、医療費が高騰し、基金3億円を取崩し、残高が1億5千万円となる。 ◆平成13年以降国保税の改定を行っていない。
国保加入世帯を取り巻く環境は、不況のあおりなどで、ますます厳しくなっています。このため、国保加入者の生活費に対する国保税の負担はいっそう重くなっています。 福津市や古賀市などは、国保世帯への負担を配慮して、一般会計から繰り入れがなされています。 宗像市がそうした措置をとらないで、値上げを計画するなど問題です。 共産党市議団は、「値下げするべきときこの時期に、値上げなんてとんでもない。一般会計から法廷外繰り入れを行うべきだ」と国保会計の決算認定に反対しました。 ※法廷外繰り入れ 国保会計へ、国から交付税措置があります(法廷内繰り入れ)。 この法廷内とは別に、一般会計から自治体独自に国保会計を支援するのが「法廷外繰り入れ」です。 |