屋外スピーカー設置

 「災害時に緊急情報や避難呼びかけに『防災無線』を」と設置状況を質問しました。

 市長は、「携帯メール・まもるくん・地デジ放送を7月から使う」と答弁。

 総務部長は「海岸部に屋外スピーカー設置を検討したい」と答弁。

 屋外スピーカー設置は一歩前進です。

福津市71箇所設置

福津市は、71箇所に設置しています。
(経費・約2億3千万円)

◆防災無線
災害時などの緊急時に屋外スピーカーで情報提供や避難を呼びかける施設です。

 市役所から無線で防災無線機が起動します。
 外部電源がとまっても、3日間はバッテリーで放送を続けることが出来ます。

猛暑時に、熱中症対策を呼びかけるのに活用している自治体もあります。

水とトイレ確保を

 避難所のトイレは、身障者、高齢者、女性にとっては大きな課題です。
 プライバシーが守らねばならない場所でもあります。

 市内の小中学校の体育館のトイレには、問題があります。
▼スペースが狭い
▼数が少ない
▼洋式トイレがない
▼多目的トイレがない

文部科学省は、各教育委員会に、小中学校に貯水槽やトイレの整備などを求める告示(5月24日付)を出しています。

◆整備図ると答弁
独自調査結果をもとに「学校のトイレ整備と井戸の設置を緊急課題」として提案しました。

市は、「総合的に判断してトイレの整備を図る。
給水対策上井戸は有効。貯水槽等比較検討したい」
と答弁しました。
 
リヤカー設置を

「寝たきりの人を布団とともにゆっくりリヤカーに乗せて避難した。自動車より有効だ」と、避難経験のボランティアの話を聞いていました。

「学校や公民館に、市の責任でリヤカー設置を」と提案しました。
市は、
「災害時にリヤカーが役立つことは理解できる。検討したい」と答弁しました。

■再度の被災地訪問