黒字分を使え
暮らし応援に

 平成21年度の一般会計決算は、歳入319億5千万円。
 歳出は307億2千万円。
 繰越を除いて、10億3千万円の黒字です。

 この黒字分は、福祉(国保税の引き下げ等)や教育(少人数学級の拡大、不況対策(地元中小零細業者支援)、農漁業支援等に使うべきです。

決算認定に反対

 予算の使い方では法律上根拠を失った同和対策関連事業が依然と行われていることは問題です。

 共産党市議団は「乳幼児医療費の拡大など評価できる面もあるが、黒字分を市民生活などの応援に活かすべき」と、決算認定に反対しました。

黒字の国民健康保険

  市の対応には問題があります。
 平成21年度の国民健康保険会計は、約26600万円の黒字となっています。
  
 にもかかわらず
 保険税滞納者には容赦なく、保険証の取上げを行う一方で、一般会計からの繰入は、法定繰入のみで、市独自の繰入は行っていません。

 黒字決算にもかかわらず、24年度からの保険料の値上げを計画しています。

受けられない介護

 21年度の介護保険会計は4100万円の黒字となっています。
 これにも問題があります。

 ◆認定基準が要支援1に変更されるケースが増えている

 ◆居室・食費が自己負担となり、施設介護が受けられない人が増えていいる

 ◆保険料の滞納者には、介護サービスの自己負担を1割から3割にしている

 共産党議員団は
 「経済的理由で必要な介護を受けられない人を生み出す介護保険になっている事を指摘し、決算認定に反対しました。