食品会社に就職・退社

大阪市浪速区の元派遣
労働者のアツシさん
(31)=仮名=は5月
共産党に入党しました。

鹿児島県出水市で育った
アツシさんは、高校卒業
後、バレーボール実業団
の選手として、愛知県の
大手食品会社に就職。

3年後、選手を続けられ
なくなり退社。

路上生活余儀なく

派遣労働者としてトヨタ
自動車、ソニー、NEC等
の製造大手企業を転々。

期間工として働いた大分
キャノンでは特殊レンズ
の現場責任者にまでなり
ましたが、正社員にはな
れませんでした。

今年1月、行着いたのが
大阪市西成区
「あいりん地区」。
建設現場の日雇い仕事は
安定的でなく、寮費を払
えなくなりました。

疲れて寝ていた公園で
それまでの給料を置引き
され、「一文無し」に。

路上生活を
余儀なくされました。

コンビニのゴミ箱あされ

「一番辛く、
悔しかったのは、
相談した市の職員から、

『野宿して、食べ物は
コンビニのゴミ箱でも
あさったらいい』と
いわれたことでした」

4月、ある労働者の
「共産党なら親切に
相談に乗ってくれる」
と言う言葉を頼りに、
党浪速区生活相談所の
戸をたたきました。

「相談に乗ってくれて、
助かったなあと
思いました。皆さんが
行政の発言に一緒に
怒ってくれたのも
嬉しかった」

初めての投票

生活を立て直す一歩を
踏出したアツシさんは、

「同じように苦しんで
いる人達を助けるのが
自分の役目だ」と、

仕事と住まいを失った
労働者の相談に
乗ってきました。

辻ひで子衆院大阪1区
候補と同じ介護福祉士の
仕事を目指し、新生活の
スタートをきろうとして
いるアツシさん。

今まで一度も選挙に
行ったことが無く、
支援した労働者達と
一緒に初めて
投票所にいきます。

「やれることは
やりきって、1人でも
多くの人に党の事を
知ってもらい、選挙で
『共産党』と書いて
もらいたい」
(細川豊史)

しんぶん「赤旗」
09年8月23日号より
要約紹介

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