仁比氏が明らかにした
のは鳥取県で不動産業を 営むAさん一家の事例。 Aさんは病弱な妻と 認知症の父親、 子供5人の8人家族です。 営業難のため収入は、 夜間警備員のバイト代 月額約11万円のみです。 県立高校に通っていた 長女は、授業料は免除 されていたものの、 教材費・修学旅行の 積み立てなどを滞納。 昨年の春休みに学校側は 長女にアルバイトを要求 バイト料が振まれる 通帳や印鑑、 キャッシュカードを 預けるよう求めました。 振込み日には教員同行で 金融機関に行き、引出す そばから学校に納付する 額を徴収してきました。
仁比氏は「この高校生は
結局、学校を退学し、 『私を信用して くれないのか』と、 いまも訴えている。 二度と起こらないように 指導を求めたい」と ただしました。 塩谷立文部科学相は 「事実関係については 調査したい」と 答えました。
Aさんの家庭では
◆こんにちは植木トップへ児童手当13万円が、 金融機関に振込まれた 9分後に県税滞納で 差押さえることも 起こっています。 仁比氏は「税務行政に 血も涙もあるという 姿勢を示すためにも、 この13万円を 返還するよう 検討すべきだ」と 追及しました。 佐藤勉総務相は 「質問を踏まえて 検討したい。 児童手当を取り上げた 問題などについても 検討し、指導したい」 と答えました。 赤旗日刊紙 6月23日より抜粋 |