気が気でない

「私は今
胃がんに侵され
余命いくばくも無い状態

憲法改悪や小泉首相の
靖国神社参拝の問題が
大きくなっており
気が気でならない」。

新潟市の元陸軍兵士
・樋口昌平さん(83)
=元日本共産党
亀田町議=は
病気を押して体験を
語っています。

極限状態の日本軍

樋口さんは
1942年12月に
新発田連隊に入隊。

44年3月
ビルマからインドへの
進攻作戦(インパール
作戦)に参加しました。

近代兵器を装備した
イギリス、インド軍にたいし
日本軍は大砲も
弾薬も無く
食べ物も無い
負傷・餓死しても
補充が無い・・・・
極限状態でした。

路傍に行倒れた兵士の姿

約2ヵ月後
ついに撤退命令。

負傷した兵士は
インド・コヒマの野戦病院から
撤退しはじめました。

樋口さんも左足の甲から
足裏に抜ける
貫通銃創を負いました。

杖にすがりながらアラカンの
山道を歩き
1カ月たった頃
雨季になり
豪雨が続きました。

路傍に点々と行き倒れた
兵士の姿が見られました

■白骨街道=靖国街道
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