政治対決の弁証法
自動的には働かない

 みなさん。
綱領路線の半世紀に、私たちは、反共攻撃の波に立ち向かい、新しい情勢を切り開いてきましたが、

私が最後に強調したいのは、
「政治対決の弁証法」は自動的には働かないということです。
「第1の躍進」があり、「第2の躍進」があり、そろそろ「第3」かと、自動的にはそうなりません。
歴史を切り開く「革命勢力」が、「結束した反革命」にたいして、より強固な結束力を発揮して、粘り強く立ち向かってこそ、逆流を踏み越えて新しい情勢を切り開くことができます。
その最大の保障は、強く大きな党をつくることにあります。
ここにこそ半世紀のたたかいから引出すべき最大の教訓があるということを、私は訴えたいと思うのであります。

「第3の躍進」が
開始といえる選挙へ

 日本は、文字通り「歴史的岐路」に立っています。
来るべき総選挙にむけ、
「党勢拡大大運動」を必ず成功させ、
歴史を切り開く確かな力をつけながら、来るべき総選挙を、

「第3の躍進」が開始されたといえる選挙とするために、力を合わせて奮闘しようではありませんか。

 以上をもって、年頭にあたってのあいさつといたします。
ともにがんばりましょう。


2012年1月5日(木)
赤旗日刊紙 要約


◆新しい歴史作ろう
◆歴史的岐路捉え
◆強く大きな党を
◆革命政党らしい党
◆12年旗開き