第一に強調したいのは、 今の情勢が求めるものと、党の自力には大きなギャップがあるという事を、全党共通の自覚にして、 「歴史的岐路」を切開く力量をもつ党を作ろうという事です。 1960年代から70年代にかけての「第1の躍進」は、 たたかいと結んで党を強く大きくし、その力で国政選挙での躍進をかちとり、それを力に党勢拡大でさらに前進し、次の選挙でさらに大きな躍進をかちとるという「好循環」を作りだしていったなかでの躍進でした。 しかし、1980年代以降の反共作戦のもとで、私たちは、強く大きな党をつくるという仕事に、成功しているとはいえません。 支配勢力の行詰まりと衰退が極限に達し、社会変革する客観的条件は十分に成熟しているにもかかわらず、それを担う日本共産党の主体的力が不足している。 そこには大きなギャップがあります。
こうして始めたのが「党勢拡大大運動」であります。 4中総決定で、 「『5万人の党員、 5万人の日刊紙読者、 17万人の日曜版読者を、全党が力をあわせて増やし、党勢拡大の高揚をつくりだし、総選挙勝利の土台となる自力をつけよう』」とよびかけ、目標の明確化と発展を提起したのも、この見地からのものです。
来るべき総選挙では、かつての「第1の躍進」の時期がそうだったように、党の自力をつけながら、着実な前進・躍進をかちとり、それを力に党勢拡大でさらに前進する、持続的な前進・躍進の時代を、力をあわせて切り開こうではありませんか。 ◆支部が主役の活動 ◆歴史的岐路捉え ◆新しい歴史作ろう ◆強く大きな党を ◆革命政党らしい党 |