捕虜を挺身隊に入れ

「行動はおろか
挺身隊の存在を中国軍に
知られるわけには
いかない

近くに正規の中国軍が
いたので、銃を使う事は
出来なかった」と
久保田さん。

日本軍は
捕虜の中国人を収容所
から出してやる代わりに
挺身隊に入れ
協力させました。

逃亡される恐れがあり
アヘンや塩などの密売の
特権も与え
家族を高級住宅街にある
「湖南公館」に
住まわせました。
家族を軟禁する意味も
あります。

機密費をばら撒いて

挺身隊は
軍の機密費をばら撒いて
情報を集めることも
しました。

久保田さんは機密費を
管理する立場に
ありました。

機密費と言っても
しょせんは現地で
略奪したカネでした。

中国共産党軍と鉢合わせ

夜明け前
新四軍(中国共産党軍)
の遊撃隊と鉢合わせし
戦闘になりました。

「友軍だ、撃つな」と
油断させ、中国兵を
次々に拘束しました。

中国兵の一人が
「こいつら日本軍だ
逃げろ」と叫んで
手榴弾を点火し
自爆しました。

■もっと要領よくやれ