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[番号] 20200917083000001
[日時] 2020-09-17 08:30:00
[題名] 歳時記(秋の七草)
9/15、伊豆多賀駅でハギとオミナエシを見つけました。
春の七草をご存じの方は多いと思いますが、秋の七草を全部言える方は少ないのでは。
秋の七草の出典は山上憶良の「秋の野に咲きたる花を指折り(およびをり)かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」でそうです。

 
 
1.ハギ(萩):「草かんむり」に「秋」と書く、まさに秋を代表する花の1つです。秋のお彼岸にお供えする「おはぎ」の名の由来にもなっています。
2.尾花:「すすき」の別名です。すすきの穂が動物の尾に似ていることが、名前の由来と言われています。
3.クズ(葛):葛湯、葛切り、葛餅など今でも親しみ深い植物の1つです。葛の根を乾燥させた「葛根(かっこん)」は民間治療薬として、風邪や胃腸不良などの際に用いられます。
4.ナデシコ(撫子):日本女性の清楚さを表現した「大和撫子」の「撫子」は、この花のことです。「枕草子」の中で、清少納言は撫子の美しさは草花の中で第1級品であるとしています。
5.オミナエシ(女郎花):名前の由来は、花の美しさが美女を圧倒するためという説があるほど、優雅で美しい花として古代の人に親しまれた花です。根と全草には解毒・鎮痛・利尿などの作用があります。
6.フジバカマ(藤袴):花の色が淡紫色で、弁の形が筒状で袴に似ていることからこの名前が付けられました。
7.キキョウ(桔梗):明智光秀の水色桔梗の家紋は有名です。桔梗の根を乾燥させ粉末にしたものは、痰や咳の薬として用いられています。



長浜海浜公園にも、ハギや葛、オバナが海沿いの緑地内にあります。雑草としてですが(笑い)。

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