7/4(土)、熊本では集中豪雨による被害がでるなど天候が危ぶまれていましたが、長浜では次第に雨が小降りとなり、薪が搬入された12時頃には曇り空になりました。
薪の積み下ろしをしてくれたのは、多賀観光協会役員や地元の町内会、多賀商栄会、海水浴場組合、多賀料飲組合、特設市の出店者有志など総勢20名の皆さん。
南駐車場と中央広場の間に、町内会(下多賀(400束)・中野(300束)・上多賀(260束))ごとに積み上げられました。
熱海新聞によると、百八体は水死した方や有縁・無縁の精霊を供養する300年の歴史を有するお盆の仏事でした。昭和38年8月16日に、太平洋戦争で中断していたこの行事を当時の観光協会が復活したとのことです。
当時は山から切り出した燃し木を井桁に組んで地元の消防団が火を点火したようですが、現在は各町内会の協力で観光協会が用意した薪を使用し、火籠の準備・点火・後始末まで行われています(感謝)。
8/16には、中野から上多賀まで、お盆の原風景が見られます。