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6ヵ国協議で文書化示す 米中首脳一致

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アジア太平洋経済協力会議(APEC)出席のためタイを訪問中のブッシュ米大統領は19日、バンコク市内のホテルで胡錦濤・中国国家主席と会談した。米政府高官によると、両首脳は北朝鮮が核開発計画放棄の見返りとして求めている「安全の保証」について、同国の核開発問題をめぐる6カ国協議の枠組みで文書化を目指す方針で一致、ブッシュ大統領は複数の具体案を提示した。
 大統領は胡主席に対し、強いドル政策の維持と、市場が為替レートを決めるべきとの米政府の立場を説明。これに対し胡主席は人民元の変動相場制への移行は「時期尚早」と反論した。両国は将来の人民元の変動相場制への移行について研究するための専門家グループを発足させることで合意した。(共同通信)
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