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「為替」 小泉政権続投を受け、円上昇、107.86円/124.18円/ニューヨーク外国為替市場概況

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「小泉政権続投を受け、円上昇、107.86円/124.18円」/ニューヨーク外国為替市場
概況
2003年11月11日(火曜日)−株式会社フィスコ 担当 山下 政比呂

[ニューヨーク外国為替市場概況]
*07:18JST 「小泉政権続投を受け、円上昇、107.86円/124.18円」
 10日のロンドン市場は、米系証券主導によるユーロ・円の売りで、ユーロ・ドル、
ドル・円が連れて下落する展開になった。ユーロ・円は、125円20銭や125円割れでス
トップロスの売りが強まり、124円55銭まで下落、ドル・円は、109円割れでストップ
ロスを誘発し、108円52銭まで下落、ユーロ・ドルは、1.1467ドルまで下落した。そ
の後、ユーロ・円が124円90銭レベルまでショートカバーで戻り、ドル・円も108円84
銭レベルに反発、ユーロ・ドルも1.1490ドル付近まで戻した。ユーロ・円、ドル・円
の下落の背景には、ユーロ・円の125円トライのほか、小泉首相が総選挙を乗り切り
自民党内での権力基盤を固めたことを好感、今後本邦通貨当局の円売り介入姿勢がや
や弱まるのではないかとの憶測もあり、全般的に円の先高観が台頭してきたとの見方
が出ていた。
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