独立支援



共同広告

経営者であるサロンチーフにとって一番大切な仕事は何でしょうか?

来月のチラシの広告内容を考えることでしょうか?

スタッフルームにこもりっきりでパソコンと睨めっこをしながら新規のお客様を呼び込むためのホームページの作りこみをしたり、SEO対策にあれこれ思い悩むことでしょうか?

それも大切だと思いますが、どれも大変時間を割かれますし、かなりの専門的知識がないと広告代理店や業者の言いなりになってしまうことも!


今までエステティシャンとしてお勤めの時は代わりに誰かが分業でやっててくれたことが、いざ自分でサロンを始めたらそうはいきません。

すべてを自分でやらなければいけないのです。

掃除・洗濯・買出し・機械の修理・銀行業務・水周りのメンテ・在庫管理・仕入れ・信販会社とのやり取り・源泉などの納税業務・各種保険関係の届出業務・広告内容の決定・広告代理店とのやり取り・求人関係・スタッフ教育・電話対応そして当たり前のエステティック業務など全部一人でこなすのです。

サロンの安定経営において確かに『新規顧客の開拓』と『既存顧客の固定化』はとても大切なテーマです。

しかしながら日常業務の中で、オーナーチーフにとっての一番大切な仕事は、チーフを信じて入会してくださった顧客の美容目標を達成して、美しさの感動を提供・共有することです。

そのための時間を使えず、それ以外の付属業務に振り回されていたらそれこそ本末転倒です。

お客様は静かにあなたのサロンから去っていきます。


エルクレストの素晴らしいところは、本店の方でたいへんな資金と時間を要する集客のサポートをしていることです。

チラシとホームページというアナログとデジタルをバランスよく連動させながら各加盟サロンの集客をサポートしています。

ある同業者から聞いたことですが、チラシのキャッチコピーだけで3日考えたと言ってましたが、私はそれを聞いて立派だなと思いました。

なぜなら私は、広告の中のワンフレーズだけで延々1ヵ月くらい考えてしまったことがあるからです。

経営者は自分のサロンの広告にそのくらいの想い入れがなければ絶対にうまくいくはずがありません。

デザイナーや広告代理店に任せているようではそのチラシに想いも魂も入らないからです。


私は、都立中野職業訓練校オフセット印刷課を卒業していますし、モリサワでフィニッシュワークを習い大日本印刷で働いていた経験もあります。

もともとカメラマンになりたかったので、四谷スタジオでアシスタントや六本木のクロマートでラボ業務をしていた経験もあります。

そんなこんなで刷り物関係はすごくうるさいのです。

過去のチラシはすべて自分でデザインしましたし(デザインと言えるか?)文章もすべて自分で考えます。

美しくも綺麗でもありませんが、それでないと納得できないのです。

最近は苦戦していますが、少し前までは当たりっぱなしでした。嘘のように!


ある時その野暮ったい私の広告を見てある有名なフリーペーパーの営業が社内でナンバー1の女性デザイナーにもっと女性受けするかわいらしい広告を作らせるのでぜひ1回やらせてほしいということになりました。

そこまで言うのならと1回だけお願いしたことがあります。

見事に電話は0でした。

今でも大切にその広告はとってありますが、かわいらしい風船が三つ、宙を浮いていて、とてもかわいらしく私には逆立ちしても作れないバランスのとれたデザインでした。

でも電話の鳴らない広告には、何の価値もありません。

チーフの時間は少しでもお客さんのために使われるべきであるというのが私の考えであり、そのためのサポートを共同広告というかたちで本店からさせていただいております。




Copyright (C) 2009
ELCREST.co.,Ltd.
All rights reserved.