祖聖大寺の仏様


《本尊聖観世音菩薩》

慈悲の心を持って人々を救済するというご誓願をもたれている仏様聖は知徳が高く、世の模範とたたえられ仰がれる仏という意味です。観世音菩薩は字のとおり、世の中を観で人々の声(音)を聞く仏、又、お姿を種々に変化し、自由自在に時と場所に出現されて救済行を行いますから、観自在菩薩ともいいます。般若心経は、観世音菩薩の悟りとその救済行を説いているお経です。日本中で観世音菩薩ほど多くの人に慕われている仏様は他には無いと言えます。ご真言「おんあろりきゃそわか」のあろりきゃは無染無着で泥の中より美しい蓮の花が咲くように世の中の人々の心を清浄にするという意味です。平成16年11月7日観音様より「この世知辛い世の中、心願成就が難しくなったので般若心経の功徳によって御利益をいただくように人々に写経を広めなさい」とお告げがありましたので写経をお勧め致します。


《弘法大師(空海)》

真言密教八大祖師の一人。宗教はもとより、芸術教育、社会事業等、各分野に多彩な才能を発揮し、日本文化の形成に大きな影響を与えた。三筆の一人、いろはうた、我が国最初の庶民の学校である綜芸種智院の創立。日本最大の溜池(万濃池)の土木工事等が有名です。


《不動明王》

智慈の炎と剣をもって煩悩と災いを静める仏様、弘法大師様は祈願の際、一心に不動明王を念じられました。「如何に真剣に神仏と向き合えるかが、大切である」と平成18年11月28日不動明王からの言葉



《山の神》

古来より行ノ原とよばれ、山岳宗教の山伏の修行の土地であった、その当時より山林の守護神として「山の神」(大山祇命)が祀られました。山の神は昔より「白なまず」なる皮膚病に霊顕があるとされ、「願かけ」に多くの方がお参りに来られ、ご利益を頂いております。


《子安観音》

子授け安産、子育て観音様です。昭和7年、当山中興の師、香岳法師の夢枕に”この地に子安観音を安置せよ”とのお告げがあったことがご縁で当山に安置され、多くの生命が誕生しました。


《大学地蔵菩薩》

九州大学の箱崎キャンパス(理工業部)内に昔より「大学地蔵」と呼ばれて祀られていましたが、昭和30年、構内整備造成のため、移動せざるを得なくなり、縁あって当山へ祀られるようになりました。大学入試合格の為、参詣、願かけに来られる受験生も多く霊験あらたかです。


《おかかえ地蔵》

一心に願をかけ、一度かかえ、二度目に軽くなれば成就するという仏様です。一度お試し下さいませ。


《夫婦地蔵》

夫婦円満はこの世の幸せの源です。夫婦仲良ければ社会運、仕事運、家内安全、子孫繁栄、全て上手くいきます。幸せは夫婦から始まります。不仲の方はただただ夫婦円満を一心に念じて下さい。三ヶ月間願掛けをしてみて下さい。小言を言わずとも何かが変わります。家族みんなで幸せになりましょう。


《水子地蔵》

賽の河原(極楽・地獄の手前)で無心に遊ぶ幼子たち、石を拾っては積み重ね、一段積んでは母の為、二段積んでは父の為と、いたいけな手で積み重ねる水子の姿、なんと無情で哀れな姿かな。非常な鬼が現れて、折角積んだ石の塔を無惨にも鉄棒で突き崩します。泣き叫ぶ幼子たちを救わんが為現れ給ひし、大慈大悲の地蔵尊。忽ち鬼共は退散す。幼子たちあ衣の袖にすがりし幼子の地蔵菩薩を仰ぎ見る澄んだ瞳のいじらしさ、親に情けのあるならば、只一心に我が水子、祀って供養をいたすべし。(地蔵和讃より)水子供養は貴女がしなければ誰もしないでしょう。三月彼岸頃から五月子供が病気やけがをよくされる方は水子供養が足らないかも?五月は水子供養月です。年に一度は供養の誠を捧げましょう。


《鳥栖沙魔明王》

一切のけがれや悪を焼き尽くす霊力を持っておられる明王様で、不浄潔金剛とも呼ばれ、特にトイレの不浄を清められる明王として有名です。トイレは私達の生活にとって無くてはならない大切な場所です。守護札を祀り、不浄を払い、便所に感謝し、清潔に使いたいものです。便所でおこる不意の病気からも守って頂きましょう。トイレに不浄除けのお札を貼りましょう。3百円にて販売いたしています。


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