連光寺の平谷典樹住職

兵庫県太子町
「九条の会」
呼びかけ人で
連光寺住職、
平谷典樹さん(94)は

「戦争ほど残虐非道な
ものはありません。
体験者は真実を伝える
責務があります」と
言います。


「餓死寸前」の友軍を救援

 旧日本陸軍第17師団歩兵第54連隊長代理、大尉として南太平洋のニューブリテン島で終戦を迎えた平谷さん。

 1944年3月、撤退してくる友軍を収容する任務に就いたときのことです。

 全ての部隊が東進して撤退する中で、平谷中隊だけが西へ。

 ボロボロ服に飯ごう片手に撤退してくる「餓死寸前」の友軍を救援するのが任務でした。

■銃殺命令した重い荷
◆平和への願い