日本の核武装を主張講演

2009年7月24日(金)
「しんぶん赤旗」
要約紹介


日本の核武装を主張する
田母神俊雄前航空幕僚長
が広島の原爆記念日の
8月6日に広島市内で

「ヒロシマの
平和を疑う」と題して
講演することをめぐり、

「核兵器廃絶をめざす
ヒロシマの会」
(共同代表=岡本三夫
河合護郎、森瀧春子の
3氏)は22日、
同会が発表した

「主催者『日本会議
広島』に抗議し中止を
要求する共同声明」への
賛同が53団体と個人6人
に広がっていると
発表しました。

問題の本質知らせる宣伝

岡本、森瀧両氏や広島
市立大広島平和研究所の
田中利幸教授らが同日、
広島市役所で記者会見。

同声明を日本会議広島、
日本会議、田母神事務所
へ17日付で郵送した事を
明らかにしました。

森瀧氏は「3者からは
何の回答もない。

賛同団体をさらに広げ、
市民に問題の本質を
知らせる街頭宣伝等に
取組みたい」と
報告しました。

市民喪に服している日に

岡本氏は「広島市民が
喪に服している日に、
原爆を賛美する
核武装論をぶつことは、
看過できない」と告発。

田中教授は
「田母神氏が
『言論の自由』を
言うなら、

自由の裏には
『言論の責任』が
あると指摘したい。
被爆者の心を傷つけ、
歴史の事実を
わい曲する責任を、
どう取るのか」と
批判しました。

◆田母神問題を巡って
◆今日は植木たかのぶ