生活環境支援で内戦終結

ソマリア沖の海賊問題を
解決する道は、
軍隊を派遣することでは
ありません。

内戦を終結させ、人々が
生活できる環境をつくる
支援こそ必要です。

ソマリアでは、地域主導
の粘り強い和平努力が
行われ、昨年8月、
暫定連邦政府とソマリア
再解放連盟の
穏健派グループが
武力行使の停止などで
合意しました。

かつてない広範な勢力が
結集した暫定連邦政府を
中心に、様々な問題を
抱えながらも、
内戦終結と国民的和解に
向けた努力が
つづけられています。

9条が認めない米軍支援

憲法9条をもつ日本は、
地域主導の和平努力への
支援、民生支援こそ
積極的に行うべきです。

船舶の安全確保は、
航路の迂回等可能であり
現にそうした方法を
とっている商船も
少なくありません。

政府が自衛隊派遣に
固執するのは、結局、
米軍支援が目的と
言わなければなりません

シーファー前駐日米大使
は、1月の講演で、
オバマ新政権に対し、
日本ができることを
自ら提案するよう促し、
その一つに海賊からの
シーレーン防衛を
あげました。

自衛隊のP3C哨戒機の
派遣は、米軍の要請を
受けたものであり、
対アフガン作戦に哨戒機
を集中させた米軍の
肩代りにほかなりません

自衛隊派遣直ちに中止を

P3Cによる情報提供は
「海賊対処」だけでなく
対テロ戦争、ソマリア
本土への空爆など、
米軍の軍事作戦全体を
支援する事になるのです

政府は、ジブチに、
海外派遣の中核部隊と
して陸上自衛隊中央即応
連隊を派遣しました。

インド洋で給油活動を
行う海上自衛隊と合わせ
陸海空3自衛隊約900人が
アデン湾周辺に展開する
事態になっているのです

アメリカ言いなりで、
自衛隊海外派遣は、
やめるべきです。

法案を押し通し、
自衛隊海外派兵恒久法へ
の突破口にするなど、
言語道断です。

法案は廃案にし、
海賊問題の解決に
逆行する自衛隊派遣は
ただちに中止するよう
重ねて求めます。

◆国会活動
◆赤嶺政賢議員
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