6月26日(土)、静岡市駿河区の「あざれあ大ホール」で第22回駿府寄席が行われ、国王と行ってきました。
さて今回は瀧川鯉之助改め春風亭伝枝真打襲名披露ということで、瀧川鯉昇一門会として開催されました。
まずは前座の瀧川鯉八さんから。演目は「牛ほめ」。かなり笑いを取っていましたよ。これから期待したいですね。
続いてはイケメン落語家の瀧川鯉斗さん。演目は「天災」。キャラクターの切り替えが本当に上手いなと思いました。向上の司会が気になっていたのでしょうか?少し噺が上ずっていたように感じます。
そして瀧川鯉昇師匠。演目は「千早振る」。相変わらず力の抜けた枕から入っていきます。「千早振る」は相撲絡みの噺なのですが、昨今の相撲界の野球賭博騒動や朝青龍の話題などを巧妙に噺に取り入れて、鯉昇流にアレンジしています。流石の技が繰り出されます。
口上の後、この日の主役春風亭伝枝師匠の登場です。演目は「湯屋番」。やや緊張していた感じでしたが、妄想に走る若旦那の動きがコミカルで面白かった。ただ枕はもう少しバリエーションが欲しいなと感じました。でも静岡出身の期待できる落語家さんがまた一人って感じです。
次回の駿府寄席は8月28日(土)、柳亭市馬師匠,マグナム小林さんをお招きして開催されます。


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