サンタカタリーナ農園

アンティグア地区で最も標高が高く、栽培理論のきちんとした農園

コーヒーの特徴

ブルボン種。水洗式精製。コンクリートパティオで天日乾燥。
思いのほか頑丈な豆で、深く炒れます。
フレンチローストにしても香味がぶれません。
香味が複雑で、明るく、柑橘様のしっかりした酸と豊かなボディのバランスが良好です。
ガテマラでは稀有な豆であり、アンティグア産の中でも突出しています。
ワインで言えば、まさにボルドーの1級シャトーのようです。

農園の概要

ガテマラのアンティグアは、3つの火山に囲まれ、ガテマラでも最高のコーヒーが取れる産地として知られています。
サンタカタリーナ農園はアカテナンゴ山の斜面に位置し、典型的な火山灰土壌を有します。
標高1600〜2000mで、アンティグア地区で最も標高の高い農園です。
GPSを利用して園内はきちんと区画されており、区画毎に名前がついています。

設立は1836年。エチェベリア・ファミリーが所有・経営しています。
1844年にカペティヨ農園を半分買い、サンセバスチャン農園、ラスヌーベス農園と拡大してきたとのことです(カペティヨ農園が1400〜1550mのエリアで、その右横上1600mまでがサンセバスチャン農園、サンタカタリーナ農園はさらにその上にあります。サンタカタリーナの左側の斜面の1800mぐらいまでがラスヌーベス農園です)。
現在の農園主はペドロ・エチェベリア。

2007年、アンティグアのAPCA(アンティグア生産者組合)のコンテストで優勝しました。
名実ともにアンティグア最高峰の農園となりました。

農園主ペドロは伝統的製法(ブルボン+シェードツリー+フルウオシュト+サンドライ)の理念を明確に持ち、守っている数少ない生産者です。
彼は土地や樹、苗木の管理にもうるさく、他の農園主よりコーヒーの知識が豊富です。

LCFと農園との関係

03/04年産を初めて50袋使用して以来、継続して使用しています。
アメリカでは高品質コーヒーの代名詞であるピーツコーヒーが昔から購入していますが、日本ではLCFが独占販売をしています。
なお、LCF用は1600m以上の標高のブルボン種に限定しています。(ホリグチ研究所より)