<読書のすすめ>

今回は読書のお話し
私の読書デビューは
少し遅め、
30歳になった頃でした。
20代の頃も少しは読んで居たものの
美容関係の本等が多く
読書=勉強と言うイメージで楽しい物ではありませんでした

独立してお店を始めた頃
自分に行き詰まりを感じて
今までと違う壁に何度もぶち当たりました、
そしてもっともっと色んな為になる事を知りたいと思うようになりました。
色んな事を知ると同時に更なる疑問も増えていきました、
このままで良いのか?
これからどうして行くべきか?
自分の人生や生き方について考える事が増えていきました。

自己啓発本が世の中に増えて
「成功する●●の法則」とか
「夢を叶える●●の法則」とか
そんな本ばかり読んでいた時期もありました。

読書=勉強から
読書=知識を増やす
事に変わって行きました。

難しい本は頭に入っていかないしぃ
活字が多いと眠気が襲うしぃ
夢中で読みあさる様な本にはなかなか出逢えずにいました。
そんな中でも、自分なりに少しは成長してるかな〜と無理矢理納得してみたりして。

先日9/13の豆blogでご紹介した
「本のソムリエ」
清水克衛さんの講演会に行くにあたって
清水さんの本や清水さんのオススメする本を読んでみたところ
とっても面白くてアッと言う間に読んでしまいました。
こんなに凄い方に会えるんだ〜とワクワクしておりました♪

読んだ本の中には
自分と境遇が似ている主人公も居れば
全く別の世界の話しもありましたし、
感動して泣いたりする本もありました。

清水さんは東京都江戸川区の一角で
「読書のすすめ」と言う本屋さんを営んでおられます。
北は北海道・南は沖縄・一番遠い所ではビバリーヒルズから来られるお客様も居るんですって!!

以前「エチカの鏡」と言う番組で拝見してから
気になる存在でした
まさかご本人に会えるなんて!!

私と同じように「会いたい!」と思った方々が
清水さんの書店に出向き清水さんに選んで貰った本で
成長し人生が変わったと言うのです。
なんて素敵な事でしょう!!

講演会では沢山の有り難いお話や
本の紹介を面白おかしくお話して下さいました。

私の人生に一筋の光が見えた瞬間!!
(おおげさだね)
職業は美容師ですが
本来は人間
なりたい職業に就き幸せな毎日・・・
それでも何か足りない気がしていて 
美容師と言う職業を通して、もっと私にできる事はないかと考えていたので
今回紹介して頂いた本に教えられ考えさせられ感動し、
自分で自分の成長を喜ぶまでになりました


読書=感動に進化

清水さんを訪ね、選んで貰った本を読み
人生が変わった方が大勢いる意味が分かりました

どうやら、そんな私も人生が変わったみたいなのです
例えて言うなら、草ボーボーのじゃり道から平らで綺麗なお花が咲く歩き易い道になった感じ。
分かりづらいかな?

今回紹介して頂いた本の中で
感動した本をいくつかご紹介したいと思います。


『人生逆戻りツアー』
 泉 ウタマロ
:主人公がいきなり死ぬ所から始ります、3人の守護天使が現れて生前色々チャンスを与えたが主人公は気付かずに人生を終えた。
守護天使達がどれだけの力でサポートしてきたのか守護天使と一緒に自分の人生を逆戻りして見てみる事に。最後に主人公は何を思い感じたのか・・・・。
※この本は相当面白い!!しかも泣けた〜。
登場人物の言い回しも笑えます。
私も守護天使さんから貰ったチャンスを見逃さないようにしなきゃ♪


『「福」に憑れた男』
喜多川 泰

:サラリーマンを辞め実家の本屋を継ぐ事になった男。
近所に巨大書店が出現!!様々な危機が彼を襲うが
彼には「福の神」がついていた!
人々との出会いを通して徐々に人生の使命に気付く・・・。
男の成長とこの本屋の行く末は・・・。

※清水さんの事をモデルにして書いたそうです、同じ接客業として共感し感動しました。福の神に憑かれる人になりたい!!


『賢者の書』
喜多川 泰

:仕事や生活、過去の自分にまで絶望した男が仕事をサボって辛い思い出しか残っていない幼少期に住んでいた街へ引き寄せられるように行く、
そこで14歳の少年と出会い「賢者の書」と言う分厚い不思議な本を見せられる。そこには少年が旅をして8人の賢者から聞いてきた大切なお話しが書いてあった。賢者は全部で9人、最後まで読んだ男はどう変化したのか・・・。

※ワクワクしながら読みました、最後の賢者はアナタかも知れませんよ♪


『びんぼう神様さま』
高草 洋子

:ある所にドンドン貧乏になる夫婦がおりました
そこの家にはびんぼう神が住み着いていたのです!!
びんぼう神の仕事は貧乏にする事、
しかし主人は嘆くどころか笑っている
布団が1組しか無くなった時も2人でくっ付いて寝れるから良いと微笑み合う。
仕舞いには神棚を作ってびんぼう神を祀りはじめる始末。
びんぼう神とこの一家の行く末は・・・
※ボロは着てても心は錦♪どんな時も気持ち1つで良くもなれば悪くもなる、教訓だらけの大人の絵本です。


他にもまだまだ紹介したい本があるのですが
長くなりましたので
この辺にしておきます

一人一人顔や性格
送っている生活が違うように
感動する場所も違って当然
今は感動しなくても数年後に読み返すと
面白かったりするものです。

講演会で清水さんが言っていた事の中で
「自分の機嫌を良くする事」と言いました。
自分が機嫌良くしたり機嫌良くなる事をしていれば、自然と回りも機嫌の良い人が集まり
機嫌が良くなる出来事が起こると言いました。
  分かる!!
納得のお言葉でした。

「マザーウォーター」と言う映画で
もたいまさこさんが
『機嫌良くやんなさいよ♪』
と言う台詞を良く使っていました、
丁寧に暮らす日々で登場人物が機嫌良く暮らす街
素敵な映画でした。
私も憂鬱な時は自分に向かって
『機嫌良くやんなさいよ♪』と言う様になりました

読書の秋
皆さんが良い本や人と出逢い小さな感動を積み重ね
毎日機嫌良く過ごせます様に
読書が苦手な方もいつの日か機会が有ればゆっくり自分のペースで読んでみて下さいね。

又面白い本があればご紹介しますね♪
長々とお付き合いありがとうございました

皆さんとの出逢いに感謝致します。

それでは又〜

2011/9/25