昭和43年、日本を捨てて世界の旅に出て、北欧のデンマークの建築設計事務所に勤務した時、今の[幸せ度世界一]のデンマークの原点にであう。

それは、人間を育て、家庭を守る豊かな住環境でした。ここで、平和と健康と豊さを基盤に生活する人々が豊かな心と精神で、“揺りかごから墓場まて”のごとく、出産から、託児所、幼稚園から大学まで、そして病院、身障者施設、老人ホームまで全て無料化し、それを自給率300パーセントの食料生産と高い経済効率と社会システムで賄っています。
その姿と豊かさを住環境を通して見ることが出来ます。
まさに、生命エネルギーを蝕むシックハウスで暮らす日本人が、かつての高い精神性と文化を失い、精神的貧困のなかで、今や[幸せ度世界90番]と評価されるに至っています。
シックハウス環境により生命力、気力を失った人間の人生や家庭や社会の在り方がそこに結果として現れています。

豊かなデンマークの社会と世界の現実を見て、日本の住環境改善の礎となるべく帰国し、業界の見本となるべく各技術を開発し、耐久性、安全性、居住性を兼ね備えた省エネ住宅日本一で建設大臣賞を受賞。

しかし、世界に40年も遅れてアスベストを禁止する貧しい建築行政があり、豊かな住環境実現に障害となっており、今なお世界のなかで最も不健康な住環境の中で暮らしており、悪質な住環境がそのまま、日本人の心と家庭と社会現象として現れています。

平成3年に当時の名古屋大学経済学部長と、住友銀行の支店長からの薦めで執筆したのがこの【北欧に学んだ住まいづくり】でした。
医療問題、年金問題、福祉問題、現在の経済破綻に至る問題全てを40数年前からの予言として綴っています。
まさに現在の為に書かれた書物です。
※世界が混沌とする今、自らの生命力回復の大切な時期です。