問1 オーキシン(化学物質名インドール酢酸)の化学式を頭に思い浮かべよ。また、なんというアミノ酸から合成されるか?
(実際に化学式を書かされることはありませんが、多数の化学式から選択肢でえらばされる問題はあります。)

問2 茎を180°回転させて、先端部を下にしても、オーキシンは先端部→基部に移動する。このような移動の仕方を何というか?またそれに関与するたんぱく質とその存在場所は?

問3 オーキシンに関する感受性は植物の部位によって異なる。これを図に書いて説明せよ。(紙が眼の前にある人は書いてください。電車の中の人は頭に思い浮かべてください)


(以上3問を一括して説明した図を添付しますので、考えてから下にスクロールしてください)






問1 五員環と六員環が結合した構造の骨格に酢酸がくっつく構造を印象づけよう。これはアミノ酸の中ではトリプトファンに類似しており、トリプトファンから合成される。

問2 オーキシン輸送タンパク質が細胞膜に存在し、基部側に移動する。よって茎では重力によって移動しているわけではない。これを極性移動という。



問3 図の通りである。茎を促進させる濃度では根は抑制されていることに注目。ここを明日深めます。