★設問1 化石を英語で何というか?




(考える)




fossil

★設問2 その化石が発掘されるとその地層の地質時代が推定できる化石を何というか?古生代・中生代・新生代のその化石を書け。



(考える)




示準化石(index fossil)

・古生代ー三葉虫・フズリナ(リンボクー木生シダ)
・中生代ーアンモナイト
・新生代ーマンモス(ビカリア)

解説
三葉虫は節足動物。フズリナは単細胞の原生動物である。孔のあいた炭酸カルシウムの殻を作り、その形が紡錘形となることも多いので「有孔虫」「紡錘虫」ともいう。
 ビカリアは今のウミニナに似た巻貝で新生代に繁栄・絶滅した。

↓左は三葉虫(古生代)、右はアンモナイト(中生代)

 



★設問3 示準化石が備えている特徴を3つ書け



(考える)




・その地質時代にしか生息しなかった(その地質時代に出現・繁栄・絶滅した)
・分布が広い(世界のどの地層でも見つかりうる)
・個体数が多い(当該地層で容易に発見される)

★設問4 複数の地質時代にまたがって生息しているため地質時代を特定することはできないが、その地層のおかれた環境を示す化石を何というか?その代表化石とその化石が示す状態を記せ?




(考える)




示相化石(facies fossil)
サンゴー浅く暖かい海

解説
 示準化石(index fossil)は時代の基「準」を,示「相」化石はその地域の「相」(環境の状態)を示す。
なおfaciesはface「顔・面」と同じ語源でと「相」(状態)を示す。