これから8月いっぱい、「進化と系統・分類」を1カ月じっくりやります。「進化と系統・分類」は全分野に関わる内容ですが、
授業進度的には11月に授業をすることが多く、しっかり理解するのに時間不足になりがちです。
 したがって8月に一度やっておくことで、9月以降の諸分野の勉強の参考になるとともに、11月や二次直前
(2・3月)に再度やることで理解が深まるはずです。
 
40億年の進化と数千万種の現存生物の分類を様々な方向から深めます。100%理解しきれなくてもいいので、8割型流れを理解してください。








 







解説
 大雑把にいうと40億年を2で割ったごと(20億年・10億年・5億年)に大きな分岐がおきているわけです。
各分岐点で起きた出来事を加筆すると
以下のようになります。
詳しいことは、明日以降、徐々に、
一歩ずつやっていきますので、まずは今日は「ざっくりと」おさえてください。

・地球誕生(約46億年前)

(化学進化)

・最初の生物の誕生(約40億年前)

(ミトコンドリア共生)

・原核生物と真核生物の分岐(約20億年前)

(栄養摂取形式の差異、摂食か分解吸収か光合成か)
(葉緑体の共生→植物界)


・植物界・動物界・菌界の分岐(約10億年前)

(発生時の原口が口になるか?肛門になるか?)

・旧口動物と新口動物の分岐(約5億年前)