★設問1 A(a)、B(b)は連鎖して組換え率20%とする。AABBとaabbのF1どうしを交配したF2の表現型分離比[AB]:[Ab]:[aB]:[ab]を求めよ。




(考える)



[AB]:[Ab]:[aB]:[ab]
=66:9:9:16

★設問2
 AAbbとaaBBのF1どうしを交配したF2の表現型分離比[AB]:[Ab]:[aB]:[ab]を求めよ。




(考える)



[AB]:[Ab]:[aB]:[ab]
=51:24:24:1

解説
以下の図のように配偶子分離比の係数の掛け算が各ゴバン目に入り、ニ遺伝子雑種のゴバン目の表現型分離の色わけで係数の合計値を足し合わせればよい。








 






★設問3 AABBとaabbを交配してF1を作った時の、F1配偶子が
AB:Ab:aB:ab=n:1:1:nだった場合、F2の表現型分離比を記せ。




(考える)



[AB]:[Ab]:[aB]:[ab]
=3×nの2乗+4n+2:2n+1:2n+1:nの2乗

解説
上図のゴバン目表の4の代わりにnを入れて係数を考え足し合わせるとよい。
 この式が一般論として聞かれることはないが、[ab]がnの2乗となることは知っておくとよい。
また数の比率として
多:少:少:中程度
となることも知っておくとよい。

★設問3 AAbbとaaBBを交配してF1を作った時の、F1配偶子が
AB:Ab:aB:ab=1:n:n:1だった場合、F2の表現型分離比を記せ。




(考える)



[AB]:[Ab]:[aB]:[ab]
=2×nの2乗+4n+3:nの2乗+n:nの2乗+n:1

解説
上図のゴバン目表の4の代わりにnを入れて係数を考え足し合わせるとよい。
 この式が一般論として聞かれることはないが、[ab]が1となることは知っておくとよい。
また数の比率として
多:中程度:中程度:1
となることも知っておくとよい。