Ana-　後〜、再
全面的、相似的、類似的(ギリシャ語由来)

●anabolism　同化　ana-（自分の体の成分と類似的な成分を合成すつような）bolism(metabolism,代謝)
⇔catabolism 異化(cata-下・反・誤、取り込んだ栄養素を壊す（「下・反」のイメージ）
●anabiosis 蘇生・（クマムシなどの将来蘇生しうる）仮死状態（ana-再び、biosis生命）
●analogue（analog） 類似体・相似器官　アナログ（連続量を示す、秒針が回る時計）
ana（類似の）+logos（理性、宇宙の法則）
⇔digital 指の・デジタルの（数字で表示する時計）
digit(指・０〜９までの数字)
⇔homologue 相同器官
●analysis　分析・精神分析　ana-（再）-lysis（分解する）→分析
●anatomy 解剖
ana（再）＋-tomy（分断・切除）（

注　anaでも以下のものは否定の接頭辞a（本講座第１回anemia参照）がaから始まる語幹につく場合はanとなるため、結果としてana-となるものである。anaerobic（嫌気性）　analgesia（無痛覚）anarchy(無政府状態、混乱　arche政府)

同じana―でも「全体が接頭辞」「an(否定)＋aから始まる語幹」２つの可能性を考えること。