設問1 先カンブリア紀・古生代・中生代・新生代のそれぞれの時代の節目は何億年か?
 またそれぞれの時代に繁栄した植物・動物・示準化石をかけ。


(考える)




答 以下の表のとおり。



 
各植物・動物の「出現」時期は?と聞かれた場合には、図の青の↑のように、中生代の繁栄植物・動物は古生代に、新生代の繁栄植物・動物は中生代に出現しているので1代前であることに注意しよう。

★設問1 古生代、中生代、新生代をそれぞれ6・3・2つの時期に分類した場合の名称を古い順に書け。



(考える)




古生代
・カンブリア紀
・オルドビス紀
・シルル紀
・デボン紀
・石炭紀
・二畳紀(ぺルム紀)
中生代
・三畳紀
・ジュラ紀
・白亜紀
新生代
・第三紀
・第四紀

解説
まず「紀」を「期」「起」などと書かないように注意しよう。



以下私が考えたゴロ合わせです。

力持ちの人がコーラの缶を1・2・3の掛け声とともに押して、泡が飛び出てくる場面を想像してください。


「缶押して1・2・3、ジュハー」

缶(カンブリア)
押(オルドビス)
し(シルル紀)
て(デボン紀)
1(石(いし)→石炭紀)
2(二畳紀)
3(三畳紀)
ジュ(ジュラ紀)
ハー(白亜紀)

なお新生代の第三紀・第四紀は昔、古生代・中生代を丸ごと「第一紀」「第二紀」と言っていた時代の名残りの名称と理解ください。

★設問2 以下のできごとが起きたのは上記11のどの時期かを答えよ。
1、熱帯林(被子植物)繁栄・霊長類出現繁栄・ヒト出現
2、卵生哺乳類(カモノハシ祖先)・恐竜・アンモナイト出現
3、シダ・無翅昆虫出現
4、魚類繁栄・両生類出現
5、恐竜・アンモナイト絶滅、被子植物出現
6、三葉虫・ピカイア(脊索動物祖先)出現
7、三葉虫絶滅・シダ衰退
8、熱帯林後退、草原繁栄、ヒト繁栄(ホモサピエンス出現)
9、裸子植物大森林、恐竜繁栄、始祖鳥出現
10、木生シダ大森林、ハ虫類出現
11、無がく類(脊椎動物祖先)出現



(考える)




1第三紀
2三畳紀
3シルル紀
4デボン紀
5白亜紀
6カンブリア紀
7二畳紀
8第四紀
9ジュラ紀
10石炭紀
11オルドビス紀

解説
時系列順に並び直すと以下のようになります。また各時期の始まるのが何億年前かを()で書きます。

46億年前

|先カンブリア紀

5,4億前

|古生代

2,5億年

|中生代

0,65億年

|新生代

今(2013年8月10日午前7時)

の「5,4億」「2,5億」「0,65億」は知っておく必要がありますが、11細分類の時期までは知らなくてよいです。ただメドとしてイメージください。


何億年前かの詳細までは

●古生代
・カンブリア紀(5,4億〜)
三葉虫・ピカイア(脊索動物祖先)出現

・オルドビス紀(4,9億〜)
無がく類(脊椎動物祖先)出現

・シルル紀(4,4億〜)
シダ・無翅昆虫出現(植物と昆虫の陸上進出)
(最初の陸上植物は4,2億と言われる)

・デボン紀(4,1億〜)
魚類繁栄・両生類出現(脊椎動物陸上進出)
(最初の両生類は3,5億と言われる)

・石炭紀(3,5億〜)
木生シダ大森林(→現在の石炭資源のもと)、ハ虫類出現

・二畳紀(2,9億〜)
三葉虫絶滅・シダ衰退

●中生代
・三畳紀(2,5億〜)
卵生哺乳類(カモノハシ祖先)・恐竜・アンモナイト出現

・ジュラ紀(2,0億〜)
、裸子植物大森林、恐竜繁栄、始祖鳥出現

・白亜紀(1,4億〜)
恐竜・アンモナイト絶滅、被子植物出現

●新生代
・第三紀(0,65億〜)
熱帯林(被子植物)繁栄・霊長類出現繁栄・ヒト出現

・第四紀(258万年〜)
熱帯林後退、草原繁栄、ヒト繁栄(ホモサピエンス出現)

(今日、完全には理解できない部分もあると思いますが、これからのメルマガで各論を説明していきます)