1 4種類の塩基が2つ・3つ・4つ並んだ時に作りうる暗号の種類は理論的には何種類か?






2つー16通り(4×4)
3つー64通り(4×4×4)
4つー256通り(4×4×4×4)

解説
 アミノ酸20種類を示すの2つ並びでは無理と数学的に予測できた。

問2 UGUGUGUGUGUGUGUG・・・の人工mRNAで合成されるアミノ酸の並びは遺伝暗号3塩基並び説と4塩基並び説ではどうなるか?異なるアミノ酸を@AB・・・のように表現し、説明せよ。







3塩基並び説では暗号は「UGU」と「GUG」が交互になり
@A@A@A・・・・
のように交互に@Aが並ぶアミノ酸配列の1種類のたんぱく質(ポリペプチド)となる。

4塩基並び節では暗号は「UGUG]か「GUGU」の読み枠の繰り返しとなり、
@@@@・・・
AAAA・・・・

の2種類のタンパク質(ポリペプチド)が混在する。

解説
実際は@A@A@A・・・・のような結果となり、遺伝暗号は3塩基並びであることが証明された。

問1 1つのアミノ酸を指定するDNAの3塩基、mRNAの3塩基、それと結合するtRNAの3塩基をそれぞれ何というか?






DNA トリプレット
mRNA コドン
tRNA アンチコドン(コドンに相補的なので)

問4 mRNAのコドンとアミノ酸の対応関係を示した表を何というか?(最近はDNAセンス鎖に関する同じ表もよく書かれて使用される)






答 遺伝暗号表(genetic codon table)

 


問5 翻訳開始を示すコドンと対応アミノ酸、終了コドンは何か?







開始コドン AUG(メチオニン)
終止コドン UAA、UAG、UGA(終結因子が結合し、アミノ酸は結合しない)