★設問1 無性生殖・有性生殖を英語で書け。




(考える)




無性生殖asexual reproduction
(a-,an-は否定を示す接頭辞、例、anemia貧血。-emia、-hemiaは血液)
有性生殖sexual reproduction

★設問2 次の生物の生殖方式の名称を書け。(無性生殖・有性生殖よりも詳しい名称で書け)
1、ゾウリムシ・アメーバ(通常多く行う方法)
2、コウボ・ヒドラ
3、ジャガイモ・サツマイモ
4、カビ・キノコ
5、ミツバチの雄バチの発生、アリマキ・ミジンコが春・夏によく行う
6、ゾウリムシ・アオミドロ・クラミドモナス(栄養不足の状態)
7、ヒト・種子植物





(考える)




1、分裂(二分裂)
2、出芽
3、栄養体生殖
4、胞子生殖
5、単為生殖
6、接合
7、受精

解説
1〜4が無性生殖
5〜7は有性生殖に分類されるが、5(単為生殖、未受精卵がそのまま次世代に発生)は実質的には無性生殖的。


★設問3 栄養体生殖で増殖する以下の植物の構造名を書け
ジャガイモ・サツマイモ・ヤマノイモ・オランダイチゴ





(考える)




ジャガイモー塊茎
サツマイモー塊根
ヤマノイモーむかご
オランダイチゴーほふく茎(走出枝)

★設問4 ミズカビや海藻などが放出するべん毛を持った細胞で、遊泳後付着した場所で新個体に発生を始める細胞を何というか?英語名も答えよ。




(考える)




遊走子(ゆうそうし)
zoospore
胞子(spore)に運動性を示す接頭辞zoo-(動物園zooと同語源)が結合。文字通り「泳ぐ胞子」で精子でないので、(受精などはせずに)そのまま発芽成長する。

★設問5 有性生殖が無性生殖より有利な点を100字程度で説明せよ。




(考える)




遺伝子構成の多様性に富むため、
環境変化に適応しうる個体が個体群中に含まれている可能性が無性生殖より高く、
長期的には新種への進化につながる可能性が高い。

★設問6 短期的には無性生殖が有性生殖より有利な点を書け




(考える)




受精の過程なしに次々に子孫を作れるため、繁殖速度が速い。






 
★設問7 アリマキ・ミジンコの春〜夏と秋〜次の春の生殖法の転換を書け。




(考える)




春〜夏 単為生殖(実質無性生殖的。繁殖力で勝負)
秋〜次の春 受精(多様性を担保)

両者のメリットを使い分けている。