★設問1 脊髄・延髄・大脳などの神経の接続を書いた以下の図の中で
1〜9の名称を書け。










 





 




(考える)



1受容器(感覚器) 2感覚神経 3背根
4介在神経 5腹根 6運動神経 7効果器(筋肉)
8白質 9灰白質(かいはくしつ)

解説
 細胞体が脊髄の中でなく外側にあり、細胞体から末端側と脊髄側両方に軸索が伸びている(二股プラグのような)細胞が感覚神経である。
・興奮は背側(背根)から入り腹側(腹根)から出る。
・細胞体が多い側が「灰白質」、軸索が多い側が「白質」となる。

●脊髄と大脳は2重に位置が逆転している。
・灰白質が脊髄では内側(髄質)、大脳では外側(皮質)である。
・左右も延髄や脊髄でクロスし、逆になる。左半身の情報や指令は右脳が分担している。

★設問2 熱いものに触れて思わず手を引っ込める反射の径路を書け。またその反射を特に何というか?
 一方、ぬるま湯に手を入れ温度を感じた後、
ゆっくりと手を引っ込める反応の径路を番号で書け。
 興奮は背根から入り、腹根から出て行く。



(考える)



熱いもので思わず手を引っ込める
12(3)4(5)67
脊髄反射(反射弓)

ぬるま湯に手を入れ温度を感じた後、
ゆっくりと手を引っ込める反応
1・2・(3)10・11・12・(5)・6・7

★設問3 しつがい腱反射(ひざ下をたたくと足が跳ね上がる)には介在神経はあるか?



(考える)



ない(感覚神経と運動神経が直結している)

★設問4 筋肉内にあり筋肉の緊張などの度合いを感受する受容器は?



(考える)



筋紡錘

解説
筋肉の運動の度合いは筋紡錘という受容器の情報をもとに補正される。