問1 光合成の後半の反応、ストロマで起きる反応は回路になっている。回路の名称は?






カルビン・ベンソン回路

問2 図はカルビン・ベンソン回路の概要を示した図である。@〜Cの分子や酵素の名称(略号)、a・bの原子数を書け。









 











 










@リブロース二リン酸(Ribulose-1.5bisphospahe)
ARuBisCO(ルビスコ)(酵素)
Bホスホグリセリン酸(PGA、phosphoglycerate)
Cグリセロアルデヒドリン酸
a5 b3

解説
C5化合物(RuBP)6分子にCO2分子が取り込まれると、C原子総数は
5×6+6=6×6(36)
となる。C6分子が2つに分かれ
C3原子(PGA)12分子となる。
6×6=12×3。
また
グルセロアルデヒドリン酸(12C3)から2分子分が
糖(グルコースC6H12O6)になり
残った10C3が変化する。
12×3=10×3+6。
最後にこれがRuBP(6C5)となる。
10×3=6×5

チラコイド膜で合成されたATPは回路の図の場所で使われ、
NADPH+H+は図の場所で2Hを放出する。

なお光合成のNADP+と呼吸のNADはPが付加しているか否かだけが異なる類似分子であり、共にHの受け渡しの働きをする。