★設問1 細胞膜も含め、ゴルジ隊や小胞体・ミトコンドリアの膜などを総称して何と呼ぶか?



(考える)



答 生体膜(biomembrane)

★設問2 生体膜の主成分を2つ、またその他の付属成分を2つ答えなさい。



(考える)



解答 リン脂質(phosphlipid)/
タンパク質(protein)
付属成分 糖鎖・ステロイド


設問3 生体膜の柔軟性を示すモデルを何というか?




解答 流動モザイクモデル(fruid mosaic model)

図示


設問4 リン脂質が生体膜の主成分として適している理由を、それを示す生物学用語とともに答えよ。





答 リン脂質は疎水性(hydrophobicity)の2本の脂肪酸の鎖、親水性(hydrophilicity)のリン酸を含む部分を含む両親媒性(amphiphathicity)を持つ。疎水性部位を内側に、親水性部分を外側に位置させる資質二重層(lipid bilayer)で単位膜を形成することにより、生体膜内外で水分子やそれに溶け込んだ溶質分子に親和する一方、中心部分は水に溶けないことで形体を保持できる。


設問5 コレステロールの役割は何か?




答 細胞膜のリン脂質間の分子間力による結合を補助するとともに、細胞膜の柔軟性(温度変化に対する耐性)を高める。