三を弾きながらお稽古開始を待っていると、I子さんが言う背中に50センチ定規を差した姿勢で師匠が席に座りました。 師匠「では、まずは調弦から・・・」生徒「ビョ〜ン」 師匠「はい、けっこう次の方!」 生徒「ビョ〜ン」 師匠「上げましょう」生徒「ビョ〜ン」 師匠「はい、けっこう、次の方!」 生徒「ビョ〜ン」と何だかいつもと様子が違っていました。 「はい、ではまずはかぎやでから」とかぎやでの前奏弾きながらお話する師匠はやっぱりいつもと何かが違う。 すると・・・ 師匠「昨日ねK野さんに話したんだよ!これからは1万人に増える会員様だからね、会員様に粗相があってはならないんだよ〜」 一同「・・・」 師匠「だからね、会員様と話をする時にはね、俺じゃなくてワタシ、会員様にタメグチなんかきいてちゃダメなんだよ〜(笑)」 生徒「あ〜!それでさっきから何だかよそよそしいんですか?」 師匠「そう!これからはこ〜んな感じで稽古していくんだよ〜」 もちろん一同は大爆笑、でも“こ〜んな感じ”のよそよそしさが持ったのは僅か20分ほど。 間もなくいつもの師匠にもどり「ルック!ルック!ハンド!」等とおかしな英語が飛び出す爆笑稽古となりました。 もちろん真面目にお稽古もやりました。よそよそしいのが好きな方もいるかもしれませんが、一度サイクリングしたらそんなもの関係ない気がします。 でもサイクリングもいつかは封印されてしまうのか?と考えればちょっと寂しい、その時は秘密のサイクリング部を作って頂きましょうね(笑)。 ★名札を本部に置いてきましたので、お心当たりの方はお受け取りください。 ひばりヶ丘・長倉かな江 |