前々回のお稽古へ行った時のお茶タイムでのこと。

師匠「名札もいいけどね、宮古まもる君のようなタスキをかけたらもっとスゴイよ〜!」

一同「へ?タ・タ・タスキですか?」

師匠「そうだよ!名前も大きいから見やすいし、三線の棹と同じ斜め45度にかけてさ、全人格をかけて演奏するんだよ〜(笑)間違ったら名前がすぐバレちゃう!いいぞ〜。」

一同「ははは・・・(心の中では半信半疑)そうですか?」

師匠「家でタスキを作って来たらいいよ!ねっ!」

そして翌々日のお稽古で・・・。

師匠「今度からタスキをかけて稽古することに決まったんだよ!ね!長倉さん!作ってきたか?」

私「いいえ・・・作ってません。」

師匠「そうか、仕方ないな〜。佐藤君、佐藤君、ちょっと来て!」

稽古中に突然呼ばれたかずひろせんせは荷物かと思った様で、師匠の横を素通りし入り口の方へ行こうとしたその時。

師匠「佐藤君!呼んでいるのは僕なのに、どうしてそっちに行くのかね?」(一同笑う)

そうしてかずひろせんせに紙でタスキを作るよう言いつけ出来上がった物をつけた姿が昨日の師範稽古の写真なのです。

ワタシはジャイアントロボですか?タスキとは肩から腰までかける物、中に入って電車ごっこする物ではありません。

全人格をかけて演奏するくらいの気合いを入れてほしい!という師匠の想いはよ〜く解りました。

でも紙でタスキは衣装も美貌も男前も台無しにする恐れがありますし、是非とも別に作戦を立てて頂きたいと、未熟者ながらお願いいたします(笑)。

ひばりヶ丘・長倉かな江