前の晩しおりをおもむろに広げ集合時間や持ち物や諸注意を朗々と音読する次女。 ふだん学校に行く時には、忘れ物をしても平気で過ごし何事もなかったように笑顔で帰宅する図太さです。 でもさすがに遠足は特別な様子、しおりを睨みつけながらリュックに持ち物を入れているその表情は真剣そのもの(笑)。 いつも荷物チェックは子ども任せ(だから忘れ物が多い)のわが家。 でも遠足で忘れ物をするのは本人もへこむだろうし、最終確認をしおり片手にしてみたらちゃんと準備はできていました。 ウチの娘はアホじゃなかった。普段は緊張感&集中力が欠如しているだけ。いや・・・それをアホというのか?(笑) その朝はちょっと冷えていたし、1日寒くなりそうなので次女に向かってこう訊ねました。 「さんご今日はなに履いていく?」と・・・半ズボンにするかジーンズにするか・・・ということを聞いたつもりが「履きなれた靴!」と間髪いれず答える次女。 オカシイ・・・しおりに書いてあるまんまの返事です。 ものすごく可笑しくて吹きだしそうでしたが、こういうときに笑うと次女はすごく怒るので、もう一度静かに「そうじゃなくて、服は?何を履いていく?」と聞くと・・・またもや真顔で「動きやすい服装!」とのたまう。 もう我慢などできません、ゲラゲラ笑って「そうじゃなくて…」と説明すると遠足を前にしているせいか、次女は不機嫌にならずに「さんごジーンズ履いて行く!」と答えました。 親ばかですがこういうのがたまらなく可愛い!イライラすることもありますがこういう微笑ましい姿は子育てに必要な大事なスパイスです。 多少アホでも可愛い女の子になってほしい!と思いながら、すべすべの頬っぺたをなでました。 ひばりヶ丘・長倉かな江 |