この投稿、ちょっと長いです。
でも、映画「スケッチオブミャーク」にあまりに感動したものですから、
興味のある方は、是非、最後まで読んでください。


11/4の宮古島発表会の際に先行上映される予定の
「スケッチオブミャーク」

絶対観たい!と思っていたところ
試写会の情報を聞きつけて、なにがなんでも、行ってきました。

場所は、師匠ガマの友人でいらっしゃる豊里さんが
横浜の反町にオープンしたお店「おきなわ家」


生まれることは喜び
死ぬことは神様のもとへ帰ること
生きることは祈ること
祈ることは歌うこと
歌うことは神様との対話


人の営みの全てが神様の船の上に抱かれているような、そんな原風景が今も脈々と息づく宮古島。

こんな暮らしの中に生まれたら、人は孤独になることがないだろう。。。解き放たれることもないのかもしれない。

民間伝承の芸能が残っている場所、というのとはちょっと違う気がする。芸能というよりは、宮古島の歌は、魂そのもの。人々の祈りだったり、営みだったり、その歌を歌うこと自体が誇りだったりするのだろうな。

単なるイベントや、お祭りさわぎとは違う、島の人々の暮らしを切々と語る映像でした。宮古の貴重な古い映像と今が、愛情たっぷりに記録されていました。

どっしりとしたものを手渡されてしまった感じ。
今まで、いろんなこと考えることもなく、習うがままに宮古島の歌を歌ってきたけれど、
そんなバックグラウンドに支えられた歌だったことを、あらためて、ずっしりと思います。

今夏、台湾に行って、各国に伝わる民族の歌や踊りを見たとき、魂の歌を感じました。
同じものは、もう日本には残っていないんだろうなぁ、と思っていたのですが、
なんと、宮古島にあったじゃないですか。
なんだ!そうだったのか〜っ!!

ってか、今までさんざん師匠ガマが歌ってくれていたにも関わらず、
ぜ〜んぜんわかってなかったアタシもすごい。

私は、まぁ、ヤマトゥですけれど、その流れのはじっこの方に居させてもらってるみたいで幸せです。



「スケッチオブミャーク」すごい映画です!
11月の宮古で観られない方は、是非来年の公開を!
私も、もう一度観たいです。

あ、ラストシーンには、もちろん師匠ガマも、
クイパラの皆さんも登場していましたよ〜。

師匠〜!先に語っちゃって、ごめんなさ〜い!


◆◆◆◆◆この映画の成功のために、協賛金1万円以上を大西監督に協賛すると、
映画エンドロールに名前を掲載してくれるそうです!!
宮古島にとって、将来貴重な映像となるであろう映画に、賛同の名前を刻もう!!◆◆◆◆◆

お急ぎを!
まずは、 onishi@peace.email.ne.jpへ
メールしてみてくださいね。
皆で応援しましょう!

ひらた