池袋に向かう電車の中から外を見ると、黒雲が空を覆っている。日曜日に続き、今日も雨男隊の大勝利の模様。しかし私自身は雨に遭うことなく本部に到着。

師匠稽古に生徒は私一人の個人レッスン、なるほど雨も降るわけだ。

[練習曲]
・かぎやで風
 西洋風だった私の声が、少し琉球古典風になってきた!?
 音程もタイミングも、じっくりと師匠に合わせるように努力。結果がよくわ かるのは個人レッスンならでは。
・黒島口説
 通すだけではなく初めて丁寧に稽古していただきました。一番の冒頭、
  さてぃむ か(尺)わ(工)らん
 の「かわ」を三線につられて工五と唄っていると指摘されました。万歳口説
 ならそれで良いのですが、黒島は違うんですね。また、「らん」の「ら」は
 裏拍でなく表拍で唄います。
 「すぬ気色」の「ぬ」の老、低めに。
・(太鼓研究会)私の唄三線に、師匠が太鼓を叩いて合わせました。少し緊張 しましたが、楽しかった。贅沢をさせていただきました。
 曲:黒島口説、鳩間節
・高平良万歳
 一回通した後、万歳口説を繰り返し練習しました。やはり冒頭が課題。
・名人への四箇条
 ためらいなく、一人でバシッと決めましたぜ。

[ハッピータイム]
 4日のコンサートで私が一番学んだのは、トークの大切さでした。
クラシックの音楽会や、琉球音楽でも舞踊の会は、あってもせいぜいまじめな曲の説明しかない。
ナカシマ青年の、男のカチャーシーはグーと聞いたが?という質問に(コンサートでいきなり質問するというのもスゴイが)「誰に聞いた?」と
返したり、長倉さんが「立ったらどう?」と師匠に言われて「立ってます」と応えたのもいいね。
上い口説の2番抜かし×2回を笑い飛ばしてしまうのも、トーク力あればこそ。

 俺たちのチームで世界の頂点に立とうぜ!と繰り返す師匠。師匠やクイパラの仲間とならできるような気がする。

気が大きくなったので、本日は「講師便りの代筆」ではなく、「生徒便り」ということにします(笑)。
師匠、今日もありがとうございました。