師匠稽古に生徒は私一人の個人レッスン、なるほど雨も降るわけだ。 [練習曲] ・かぎやで風 西洋風だった私の声が、少し琉球古典風になってきた!? 音程もタイミングも、じっくりと師匠に合わせるように努力。結果がよくわ かるのは個人レッスンならでは。 ・黒島口説 通すだけではなく初めて丁寧に稽古していただきました。一番の冒頭、 さてぃむ か(尺)わ(工)らん の「かわ」を三線につられて工五と唄っていると指摘されました。万歳口説 ならそれで良いのですが、黒島は違うんですね。また、「らん」の「ら」は 裏拍でなく表拍で唄います。 「すぬ気色」の「ぬ」の老、低めに。 ・(太鼓研究会)私の唄三線に、師匠が太鼓を叩いて合わせました。少し緊張 しましたが、楽しかった。贅沢をさせていただきました。 曲:黒島口説、鳩間節 ・高平良万歳 一回通した後、万歳口説を繰り返し練習しました。やはり冒頭が課題。 ・名人への四箇条 ためらいなく、一人でバシッと決めましたぜ。 [ハッピータイム] 4日のコンサートで私が一番学んだのは、トークの大切さでした。 クラシックの音楽会や、琉球音楽でも舞踊の会は、あってもせいぜいまじめな曲の説明しかない。 ナカシマ青年の、男のカチャーシーはグーと聞いたが?という質問に(コンサートでいきなり質問するというのもスゴイが)「誰に聞いた?」と 返したり、長倉さんが「立ったらどう?」と師匠に言われて「立ってます」と応えたのもいいね。 上い口説の2番抜かし×2回を笑い飛ばしてしまうのも、トーク力あればこそ。 俺たちのチームで世界の頂点に立とうぜ!と繰り返す師匠。師匠やクイパラの仲間とならできるような気がする。 気が大きくなったので、本日は「講師便りの代筆」ではなく、「生徒便り」ということにします(笑)。 師匠、今日もありがとうございました。 |