先日、朝のお散歩をしていたときのこと。歩道の真ん中に蝉が仰向けに死んでいました。 あ〜あ〜、いくら死んでいたって、もしも踏まれたら可哀想だし、踏んだ人も気分よくないし、どれどれ!ワタシが端に寄せてあげましょ! といっても生理的に蝉のきめ細かい造りが気持ち悪くて手で触ることはできないので、つま先でチョンチョンと動かそうとした途端・・・。 ビビビビビーーーッ!といきなり蝉が叫びました。 その声はまるで、オイ、コラ、我は何さらしとんじゃ〜っ!これから短い一生を思いだしながら死にいこうと思っとるちゅうにっ!と怒鳴り散らすガラが悪い人みたいな叫び方。 死んでいると思い込んでいたため、凄く驚き、キャ〜キャ〜言いながら地団駄踏んだら、間違って蝉を踏み潰してしまいました。 親切心でした行動なのに、留めの一撃になってしまったことに少々ガックリ。 昔はトカゲの頭と尻尾を持ってバラ線にブスッとしたり、カマキリや蝉を捕まえては頭から足までひとつひとつ丁寧に剥がしたりしましたが、無闇な殺生でバチがあたりました。 今は蚊ならいけますが、コオロギと一緒になって跳び跳ねる情けなさ。 神様・・・今度からは仰向けになっていても無闇に手を出さないと誓いますから許してください。 懺悔の部屋・匿名希望 |