台湾滞在中には、イーランのライオンズクラブの皆様には大変お世話になった。

13日には、前半組、後半組総勢12名が、ライオンズクラブに招待された話は、先の吉田雅幸さんの投稿でも紹介された通り。

最終日の朝、師匠ガマがホヮリエン大学の女子大生4人とデートして帰って来た時、
なんと、そのライオンズクラブの会長様はじめ6名の方々が、寮の玄関で日本チームにお別れの挨拶をするために、待ち受けていてくださった。

師匠ガマの笑顔は、さらにデレデレに。

玄関の前には、ちょうどいい案配に、ガジマル木の木陰。

そこに座って、皆様への感謝「かぎやで風」を披露された。

南国の風の中での「かぎやで風」
あらためて、威風堂々の一曲だった。

その後に、すでに本番の演目からはなくなっていた
「花」を、その場にいた全員で歌った。
声を合わせて歌う。これもクイチャーだなぁ、としみじみ思う。

そうして、最後のDEW DEW DONG
その頃には、こみ上げる涙も隠せず。

女子大生4人からは、素敵な恋の歌をプレゼントされた。
台湾の優しいメロディー、切なくて綺麗な声。
いつの間にか、皆でハグ大会になった。

師匠ガマは、

今度来る時は、その国の言葉ももっと覚えて来ないといけないよ。

と、のたまう。
この旅の間、私たちは、謝謝(ありがとう)と、
はうつ〜(美味しい)しか言えなかった。
もどかしいこと、はがゆいこと、ばかりだった。

それでも、歌はいいなぁ〜。
全てのキモチを、ガジマル木の下で交換した気がする。

ひらた