台湾到着以来、師匠ガマは引き回しの刑にされている。
町に出れば、オレ様ひとり歩きなんだが、
寮にいると「オレのペース」を乱される。

さて、師匠ガマの憩い、その1
アイスクリームと台湾お菓子。
師匠ガマの内なる闘い、にも関わらず、
アイスクリームの誘惑は容赦なく、間断なく、師匠ガマを襲う。
すでに、勝敗は見えている。

師匠ガマの憩い、その2
師匠ガマは、真ん中に座りたがる。
真ん中に座ると、後ろにいるのが、肩もみ
右手前にいるのが、右足もみ
左手前にいるのが、左足もみ
そういうモノに、見えるらしい。
ところが、台湾滞在中、この師匠ガマの夢想が実現したことは
一度もなかった。

師匠ガマの憩い、その3
師匠ガマは「忙しい」
台湾に来てまで、親友ケーちゃんと仲良し。
ケーちゃんの面倒だけはオレが見てやらないと、と使命感に萌える。
写真2枚目は、ケーちゃんの面倒を見ている最中の師匠ガマの背中。
これがまた、師匠ガマの、日本を想う憩いの時間であることも間違いない。

「忙しい」という割には、
寮部屋にいるときは、部屋のドアがいつも5センチ開いている。

みんな〜、寂しかったらオレの部屋に来てもいいんだぞ
黄色い水も、忘れずにな。

という合図らしい。
開いた5センチの隙間から、入ってくるのは、
主に、強烈な蚊であることが多い。

ひらた