師匠ガマの寮生活は、かなり「引き回され感たっぷり」

なんというか、大学の寮ですからね、全てが10代仕様に出来てるのが基本。
毎日の食事は、バイキング形式になっており、夜ごと担当の国が変わり、
その国の料理のサービスと、音楽の夕べとなり、その国なりの「クイチャー」が披露され、
結局は食堂中を若者が、どんちゃか、どんちゃか、ぐるぐるぐるぐる回る、回る。

あの人たちは、疲れをしらないのか。。。

その雑踏の中から、吉満さんとカナさんとオテルは、
いろんな人をピックアップしては、師匠ガマのところへ連れて行く。

師匠ガマの好むと好まざるとに関わらず、
この3人はおかまいなしに、師匠ガマを引き回す。
その度に、師匠ガマは、笑顔でご挨拶をしなければならない。
師匠ガマは、結構がんばり屋さんなのだ。


食堂ホールの脇に、不審な小部屋を発見。
気になるではないか。これはやっぱり、
師匠ガマをタテに足を踏み込んでみるしかないっすよ!

いつもマイクロバスの運転をしてくれている茶髪のおじさんの手招きで
のれんをくぐると、ホールの若者の熱気とは別世界。
どうやら、ここは「大人のお部屋」

キューバンつるりんのご一行も、食堂では見かけないなぁ、と思っていたら、
このあやしげな小部屋で、がっつり飲んだくれていたではないか。

小部屋盛り上がるうち、ねーねーの正面に座っている韓国人の
ウルトラマンのような男性は、韓国CIOFFをハンドルしているという。
CIOFF(シオフ)とは、ユネスコの下部組織でこの大会をハンドルしている、たぶん有識者のチームなのです。
ってことは、ウルトラマンは、ありゃ?偉い人??

彼は、私の正面に座っている人に、兄のように面倒を見てもらっているのだと。

それでは、私の正面に座っている年配の人は、どなた??
と、聞いてみれば

プ。。。プレジデント オブ しおふ
って今、言った?言ったよね???

名刺には、ドクターうどん、って書いてある。
名前が「うどんさん」??

肩書きは、ドクター オブ ポリティカル サイエンス???
なんじゃ?ポリティカル サイエンスって??

どうしよう!!こんなヤッカイな人は、早く師匠ガマに言いつけてしまおう。。

という訳で、師匠ガマは、こんなところで、
このイベントの最高責任者と対面させられる羽目になったのです。

この日は食事前から、寮の部屋で皆でシコタマ飲んでいたので、
師匠ガマはすでにビール腹。
それでも動じる気配を見せずに、満面の笑顔で挨拶する師匠ガマ。
偉いではないですか〜。

ちなみに、ドクターうどんは、最終日の閉会セレモニーで、ご挨拶をされておられました。

ひらた