あがーっの翌朝は、ライオンズクラブの皆様が、私たち一行を台北観光に連れて行ってくださることになりました。

朝から、私たちが滞在している寮に7名のライオンズクラブの方々が迎えに来てくださいました。

今回は公演旅行ですから、観光は無理かなぁ、と思っていたところに、とんでもないご褒美をいただきました。

午前中は故宮博物館へ。贅を尽くした清朝の西太后の宝の数々、
不運の王子光緒帝が愛した側近、珍妃(ちんぴ)の宝物のうち、
象牙や、翡翠を細工した工芸品は、ものすごく微細で、すごかった!!!

紫禁城の陥落と戦火をのがれるために、それらの宝物は北京から台湾へ移送されたのだそうです。

それから台北市の、高層ビル101の麓にある、点心のお店へ。
ディンタイフォン、という高級店で、日本にも千駄ヶ谷と横浜中華街に支店があるそう。美味しかった〜!

昼食後、流山寺という大きな寺院に行き、台湾式お祈りの仕方を学び、皆で幸福を祈願。

そして夕刻、ちょうちんに灯りのともる時間を目指して、千と千尋のモデルとなった町、キュウフンへ。

師匠ガマに、千と千尋のDVD貸してあげなくちゃな〜!!

美味しいおやつと、美しい景色。
お腹も、心もいっぱい。

師匠ガマは、夕暮れのキュウフンの、海に臨む展望台で、静かなコンサートをしました。
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かぎやでと、しょんかねー。
感謝をこめて、歌い上げる言葉。

こうしてオレたちが、台湾の人に歓待されるのは
オレたちの先輩の日本人が、ちゃんとやってきたおかげなんだよ。
オレたちもちゃんと、感謝をあらわさないとな。

師匠ガマの言葉です。

ひらた