吉満さんと、とっても仲良しになった
ブータンの青年。ジャルジャルの福留くんに似ているので、
オテル的に「じゃるじゃる」と命名。

ブータン、標高7000メートルのところに村があり、
35人で民族音楽のチームを組んで演奏の旅をしているという、
めっちゃ明るいジャルジャル、みんなのムードメーカーです。
ブータンにはトンネルがひとつもないそうで、移動手段は車のみ。
時にはとなりの村へ移動するのに、山道を迂回して行くので2晩かかることもあるんだとか。

芸術祭会期中に、台湾の代表的な卒業の歌を、参加6か国で3グループに分かれて練習したのですが、ブータンは私たち日本と一緒。

他国は、ギターや金管、バイオリン、アコーディオンなど、
ボリュームのある楽器を使うのに比べ、西洋の五線譜すら「見た事ないよ〜!むり〜!」って、やる気ないジャルジャルを、なんとか巻き込む吉満さん。

途中参加で、主旋律さえ知らないオテル。
のほほーん、とカナさん。

こんなメンバーを率いる吉満さん、まぢヤバいですよ。

吉満さんは蒼白になり、担当パートを短くしてもらい、主旋律を工工四におとして、
さてブータンと合同練習会でもするか〜、と思っていたら、いきなりそのタイミングで
本番レコーディングが決定。

楽譜が読めないっていうブータン
練習してない、オレ
タイミングつかめないカナさん
師匠と夜市で飲んだくれてるオテル

もうハッキリ言って、この人たち、全然だめだめ〜。

そんな訳で、昨日の投稿にも書きましたが、ペルーとキューバのリズムを教えてもらって、
なんとかレコーディングを終えたのは朝の3時。

帰り道のジャルジャル、
「オレの音なんか、ぜ〜んぜん相手にされてなくて、チョー楽やで〜!
ブータン&日本チーム、最高やで〜!明日起きたら、世界の人気モンや〜!!」
(なんで関西弁?)
って、皆でスキップして、ブータンの踊りで大騒ぎしながら
夜道を帰りました。

録音が終わっても、私は主旋律を覚えてませんが(笑)

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レコーディング合間に、ジャルジャルの竜のギターをいじる吉満さん。
7弦?くらいあった?

ひらた