いつからここにいたのか忘れてしまうほど、沢山のことがありました。いよいよ帰国の朝です。

カナさんが、せっせと荷造りするのを、二段ベッドの上から見下ろしながら、メールしてます。

一番の思い出は
今まで知らなかった国々の人たちと、一曲を各パートに分かれて演奏したことです。

ペルー、キューバ、セルビア、ポーランド、ブータン、日本の6カ国。もしかして、日本以外は、みーんなプロじゃん!?

という中で、あ〜ん、どうやって音を作って行けばいいの〜?と吉満隊長も頭を抱えるばかり。

ところがワールドタイムはそんな私たちにおかまいなく、どんどん進み、迷走ブータン日本チームは、たりらりらん〜。

そんな私たちに暖かい手をさしのべてくれたのは、宮国弘樹さんソックリのキューバのつるりんと、奥さんのマリアさん。夜中まで私たちにキューバリズムを教えてくれました。

レコーディング本番には、キューバんツルリンに加え、ペルーのパーカッションの青年も、ぴったり、私たちについて見守ってくれたのです。

最後の交流パーティーの時には、なんとポーランドのマスターが、師匠のところに。

レコーディング中は何も言わなかったけれど、こんなフデキな私たちを、実は暖かい目で見守っていてくれたとは。

三線を通して、まだまだ語り尽くせない思い出を抱えたまま、帰ります。

写真は、千と千尋のモデルとなった街、キュウフンのそぞろ歩き。

ひらた